加圧シャツにデメリットはある?着用の副作用や危険性を解説!
「着用していると血行が悪くなる?」「体を締め付けて健康に害はないの?」など、加圧シャツに興味があるけど副作用を心配してなかなか購入に踏み切れない方もいるかと思います。
今回は加圧シャツが持つデメリットや対策について解説しているので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。
加圧シャツは危険?副作用はあるの?
圧力をかけて体を引き締めてくれる「加圧シャツ」

加圧シャツは着用することによって身体に負荷をかけ、トレーニングをしていない間も筋肉を刺激してくれる便利なアイテムです。
ジムに通って日々体を鍛えている人はもちろん、運動する時間がないけど体を鍛えたいと考える人からも重宝されています。
猫背などの姿勢を矯正する効果があるほか、身に着けていると体が引き締まって見えるため、スタイルをよく見せるために加圧シャツを着る人も少なくありません。
スタイルを気にする男性にとっては嬉しい効果がたくさんある加圧シャツですが、着用時に副作用などはあるのでしょうか。
加圧シャツの着用で起こる副作用とは

加圧シャツは一般的なインナーシャツとは異なり、身体に圧力をかけるため身体に「悪影響があるのでは?」と考える人もいます。
たしかに加圧シャツは肌にピッタリとフィットし締め付けるため、人によっては窮屈に感じる場合もあるのは事実です。
効果を得やすくするために小さめのサイズの加圧シャツを購入する人もいますが、締め付けすぎは血流を悪くする恐れがあるため自分に合ったサイズを選ぶようにしましょう。
また、24時間着用可能な加圧シャツも販売されていますが、就寝時まで着用していると慣れない内は筋肉痛を起こすこともあるので注意です。
加圧シャツを着る時に注意すべき点まとめ!
長時間の着用で血行が悪くなる可能性が

加圧シャツの副作用として、血行が悪くなるのではないかと心配する人も多いかと思います。
基本的に加圧シャツは適度に血流を制限して加圧トレーニングのような状態にする物なので、長時間着用したからといって命が危険にさらされることはないので安心です。
しかし、わざと小さめのサイズを選んで過度に圧力をかけると、身体が痛くなったり貧血気味になるとの声もあるため、自分の身長や胸囲に合った物を選ぶようにしましょう。
また、加圧シャツの中には24時間着用可能に設計されている物もありますが、血行が心配な方はトレーニングをする時や外出している時だけ身に着けるなど、時間を決めて使用するのもありです。
着ているだけでは筋肉質にはならない

加圧シャツを「着ているだけでムキムキになれる」「トレーニングしなくてもOK」とうたって販売している所もあるため、着るだけで筋肉質なボディをつくれると勘違いしている人もいます。
実際、加圧シャツは着用によって身体を引き締めたりトレーニングをサポートする効果はありますが、着ているだけで腹筋が割れたりはしないので誤解しないように注意しましょう。
シルエットを綺麗に見せたりインナーマッスルが鍛えやすくなるため、見た目が通常より痩せて見えるのは確かですが、本格的に筋肉を鍛えるならトレーニングは必要です。
あくまで引き締まった体を手に入れるためのサポートアイテムと考えるようにしましょう。
普段より汗をかきやすくなる

加圧シャツは繊維の密度が高いうえに、からだにピッタリとフィットしているので普通の肌着よりは暑いと感じる人もいます。
冬には防寒着としても活躍してくれるのが嬉しい点ですが、夏だと暑さを感じやすくなるため着用時は気を付けた方がいいでしょう。
また、汗もかきやすくなるのでトレーニング以外の時間での着用を考えている人は、ニオイにも注意する必要があります。
元々汗をかきやすい人や、勤務中にも着たい人は抗菌や消臭効果のある加圧シャツを購入するのもありです。
汗かきの人や1枚しか購入する予定がない人は、洗濯してすぐに乾かせる速乾性の加圧シャツを買うのもいいでしょう。
商品によっては着圧効果が薄れていく物も

加圧シャツは体に圧力をかけてこそ効果が得られますが、何度も着ている内に着圧効果が薄れてきてしまう商品もあります。
ゆるくなってしまい着ていても締め付けが感じられなくなったら、加圧シャツとして機能は果たせません。
特に安物の加圧シャツの場合すぐに伸びきってしまうことも多いので、価格だけで加圧シャツを選ぶのはNGです。
スパンデックス繊維が豊富に含まれており、何十回着ても圧力が薄れない商品もあるため、長く使い続けたいなら安物を買うよりしっかりとした素材で作られた商品を購入するようにしましょう。
また、毎日身に着けたいなら1枚だけ買うよりも複数枚買って着回しするのもおすすめです。